2009年は、僕の生活における幾つかの重要な変化があった年だった。1つ目は、英語圏出身のギターの生徒を新たに得たことで、収入の半分以上が英語を用いて行うレッスンから来るという状況が生まれたこと。
企業にたとえて言うならこれは株主が代わるようなもので、英語をきちんと話すということへの責任感が強まった。ウェブサイトのコンテンツも整理しなおして、文章コンテンツの多くを英語のものにした。
2つ目の変化は、アメリカの株式市場に投資を始めたこと。リーマン・ショック以前はファイナンスの世界にあまり関心がなかった。でも世界がだんだんと経済の動向について騒いだり心配したりするようになってきたので、僕もこんなに世の中を騒がすエコノミーというやつは一体何なのだろうかと考えるようになった。そしてそれについて知りたいと思い、そのための自分にとって一番いい方法は、よく話題にされる経済活動の一つ「株式トレーディング」に参加してみることだと思った。
すぐに使う必要がなく、なおかつもし不運により全て失ってしまっても耐えられるというお金が100万円くらいあったので、これで好きな企業と将来の展望が明るいと思う企業の株を買い始めた。
時には(特にマーケットの動きが活発な時は)、株を1日単位で売り買いして利益を追求する。でもそれとは別に、個人的に長期的な興味を持っている企業の株を持ち続けている。それはサン・ディエゴ(カリフォルニア州)にあるInovio Biomedicalという医療関連の企業で、この会社はDNAワクチンの開発を主に行っている。インフルエンザ、HIV/AIDS、C型肝炎などの感染症とガンの予防・治療のためのワクチンだ。
DNAワクチンについては僕自身まだまだ知らないのだけど、これまで散見した情報によれば、従来のワクチンに比べてより安全で、より経済的で、より広範囲の疾病に対して有効であると期待されているらしい。
毎年新しいタイプのインフルエンザが出てきて我々を悩ます。そして毎年我々は新しいタイプのワクチンを開発しないといけないというのが今の現状。でも例えばInovioが開発している「ユニバーサル・インフルエンザ・ワクチン」が利用可能になると、ワクチン接種の頻度はもっと低くて良くなると言われる。10年に1度といった具合に。
3つ目の変化は、ピアノをよく練習するようになったこと。ボーカルのレッスンを1人の生徒にするようになってから、ピアノを練習する必要を強く感じ始めた。ボーカルのレッスンにはピアノを用いるのが一番いいので。
2009年はその前年よりも作った曲は少なかったけど、より多様な音楽性を身に付けることが出来たし、(株式を通じて)世の中全般に対する興味が強まった。これらのことが、生産的で実りの多い2010年に繋がっていくだろうと信じている。
Happy New Year.